「どこまでをセクションにするか」「どこからをレッスンに分けるか」は、学習体験に大きく影響します。このガイドでは、セクションとレッスンをどのように切り分けるべきかを整理します。
このガイドの要点
- セクションは「構造を理解するためのもの」、レッスンは「内容を学ぶためのもの」
- セクションは話題や目的が切り替わるところで分ける
- レッスンはひとつの問いに答える形で、短くまとめる
セクションとレッスンの役割の違い
まず、それぞれの役割を整理します。
| セクション | レッスン | |
|---|---|---|
| 役割 | 学習の流れ・章立て | 実際に学習する最小単位 |
| 何のためのもの? | 構造を理解するためのもの | 内容を学ぶためのもの |
セクションは「話題の切り替わり」で分ける
セクションを切る基準は、話題や目的が切り替わるかどうかです。
なぜ必要か
背景
何を知るべきか
基礎知識
どう使うか
実践
これらは同じテーマでも役割が異なるため、別セクションとして分けるのが適切です。
レッスンは「ひとつの問い」に答える
良いレッスンは、ひとつの問いに答える形で構成されています。
- 「この用語は何か」
- 「この操作はどう行うか」
- 「なぜこのルールが必要か」
ひとつのレッスンに複数の問いを詰め込むと、理解が浅くなりやすくなります。
レッスンの長さの目安
レッスンは短く、集中できる長さが理想です。
動画
5〜10分程度
テキスト
スクロール 1〜2 回分
長い説明が必要な場合は、複数のレッスンに分割することを検討してください。
よくある分け方の例
以下は、実務で使いやすい構成例です。
セクション:生成 AI の基礎 ├ レッスン:生成 AI とは何か ├ レッスン:できること・できないこと └ レッスン:業務での活用例 セクション:社内利用時の注意点 ├ レッスン:情報セキュリティの基本 ├ レッスン:禁止事項 └ レッスン:よくある質問
このように、セクションが「まとまり」、レッスンが「具体的な内容」になるよう設計します。
避けたい設計パターン
受講者にとって構造が理解しづらくなる例
- セクションが多すぎる(1〜2 レッスンしかない)
- レッスンが長すぎる
- どこで区切っても意味が変わらない
セクションとレッスン設計のチェックポイント
設計時にこれらを自問すると、自然と構成が整理されます。
- このセクションは何を理解してほしいか
- このレッスンを終えたら何が言えるか
- 途中で区切っても理解が途切れないか
次に読むべきヘルプ
次のヘルプでは、理解度を確認するための設計について解説します。