Manabu2 リリースノート v1.0.176

Manabu2 v1.0.176 リリースノート — 開発者向け API の正式公開と、AI クライアントからの直接操作

Manabu2 v1.0.176 のリリースノートです。開発者向け API を正式公開し、Model Context Protocol(MCP)に対応しました。あわせて、開発者ロールの追加、学習アプリ向けの API(学習時間の記録・目標の保存・アカウント削除)、権限チェックと採点処理の見直しなど、前回のリリースノート以降の主な変更をご紹介します。

v1.0.176 をリリースしました。今回は 開発者向け API の正式公開 と、AI クライアントからの直接操作(MCP 対応) が中心です。Manabu2 の学習データを、画面からだけでなく、自社システムや AI アシスタントから扱えるようになりました。

今回のハイライト

開発者向け API を正式公開

コース・受講状況・メンバー・レポートを API で扱えます。

AI クライアントから直接操作

MCP に対応。会話しながら教材づくりができます。

サインインでつなぐ

API キーの受け渡しなしで接続できます。

開発者ロールの追加

アプリ登録を任せても、権限は広がりません。

学習アプリ向けの API

学習時間の記録や目標の保存に対応しました。

権限チェックの強化

役割ごとの権限を、全画面で見直しました。


1. 開発者向け API を正式公開しました

これまで画面からしかできなかった操作を、API から行えるようになりました。基点は https://api.manabu2.com/api/v1 です。

できること内容
カタログの取得 コース・セクション・レッスン・教材・学習パス・修了証を取得できます。
受講状況 本人の進捗、アサインされたコース、修了証、クイズの提出に対応しました。
教材の作成・編集 コース・セクション・レッスン・学習パス・クイズ・テストを API から作成できます。
メンバー管理 メンバーの招待・更新・停止、部署の管理に対応しました。
レポート・検索 受講状況の集計、コンテンツ横断の検索を取得できます。

安心して使っていただくための土台

  • 組織ごとの API キーとスコープ。鍵ごとに「何をしてよいか」の上限を決められます
  • レート制限。キー・利用者・IP ごとに分けて制御し、ひとつの連携が全体に影響しないようにしました
  • エラーの形式を統一。RFC 7807 準拠で、原因が機械的に判別できます
  • 再送しても二重にならないIdempotency-Key に対応し、通信エラー後の再試行を安全にしました
  • Webhook。受講完了などのできごとを、署名付きでお客様のシステムに通知します
  • OpenAPI スキーマを公開。クライアントコードの自動生成にお使いいただけます

API ドキュメントを見る


2. AI クライアントから Manabu2 を操作できます(MCP 対応)

Model Context Protocol(MCP) に対応しました。Claude などの AI クライアントに Manabu2 を接続すると、会話をしながら学習コンテンツを扱えます。

できることの例

「新入社員向けのコースを作って、セクションを3つに分けて」「学習パスにこのコースを追加して、順番を入れ替えて」といった依頼を、そのまま実行できます。

つなぎ方

URL を登録してサインインするだけです。API キーの発行や受け渡しは必要ありません。

権限は画面と同じルールです

接続しても、その方が画面でできること以上のことはできません。受講者として接続すれば、見えるのは受講者向けの操作だけです。

  • 使えない操作は、そもそも一覧に出てきません
  • 教材の編集は、対象組織でカリキュラム管理者または組織管理者である場合のみ実行できます
  • ご自身で接続したクライアントに教材編集を任せる場合は、組織管理者による許可が必要です(開発者 → アプリ → 接続済みのクライアント)
  • 変更を伴う操作は、実行のたびに対象組織での役割を確認し、記録します

MCP 連携について見る


3. 学習アプリを作る方向けの機能

自社の学習アプリから Manabu2 を利用するための仕組みを整えました。

  • インストール時のアカウント作成。サインイン画面を出さずに使いはじめられるアプリに対応しました
  • 学習時間の記録。タイマーの開始・停止、学習履歴、カレンダー集計、連続学習日数に対応しました。オフラインで記録した分の後送信にも対応しています
  • 目標の保存。志望校のような「めざすもの」を、志望順を付けた一覧として保存できます
  • アカウントの削除。ご本人の操作でアカウントを削除できるようにしました
  • サインインの標準化。OAuth 2.1(認可コード + PKCE)に対応し、パスワードをアプリに渡さずにサインインできます

4. 開発者ロールとアプリ登録

連携の開発を担当される方に、開発者ロールを追加しました。組織の管理権限を渡さずに、アプリの登録と設定を任せられます。

  • 開発者はアプリを登録・編集できますが、メンバーやレポートに関わる権限をアプリに与えることはできません。これらの許可は組織管理者に限定しています
  • アプリごとに「許可する操作」の上限を設定できます
  • 実際に付与されるのは、アプリの上限・利用者本人の権限・アプリが要求した範囲のすべてに共通する部分だけです
  • アプリを停止すると、発行済みのセッションも打ち切られます

5. セキュリティと信頼性

項目内容
権限チェック 役割ごとの権限を全画面で見直し、既定で認証を必須とする方式に切り替えました。カリキュラム管理者の権限も、役割どおりに機能するよう修正しています。
採点の修正 クイズ・テストの採点を、出題数に対する正答数で計算するよう修正しました。以前は解答した問題だけで計算される場合がありました。
セッション管理 サインインの有効期限の扱いを見直し、利用停止にしたアカウントがすぐに無効になるようにしました。
安定性 ヘルスチェックとリクエストログを追加し、コンテンツ配信が一時的に不調でも画面が壊れないようにしました。

6. 画面・コンテンツの改善

  • ニュースを公開日の新しい順で表示するよう修正しました。あわせてトップページのニュースを、横にスワイプできるカード表示にしました
  • 研修ページを作り直し、他社との違い・導入の流れ・よくあるご質問を整理しました
  • ヘルプセンターの表示と導線を改善しました
  • お問い合わせや通知メールの送信元を support@manabu2.com に統一しました

ユーザー別の主なメリット

情報システム・開発担当のみなさま
Manabu2 を自社システムとつなげられるようになりました。API キーの発行、スコープの設定、Webhook による通知まで、管理画面から設定いただけます。
カリキュラム管理者のみなさま
AI アシスタントと会話しながら、コース・レッスン・学習パスを作成できます。作ったものはそのまま管理画面にも反映されます。
組織管理者・人事のみなさま
どのアプリに何を許可するかを、組織として管理できるようになりました。許可は組織ごとに独立しています。
受講者のみなさま
クイズ・テストの採点が出題数どおりに計算されるようになりました。学習アプリからの利用にも対応が広がっています。

サービス URL

https://manabu2.com

今後について

Manabu2 では引き続き、学習コンテンツの拡充と、現場で使い続けられる仕組みづくりを進めてまいります。API や MCP 連携についてのご相談、お気づきの点やご要望がありましたら、support@manabu2.com までお気軽にお知らせください。

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