スコープの選び方 – 開発者ガイド

スコープは、アプリが Manabu2 に対してできる操作の範囲です。アプリ登録画面でチェックボックスとして選びます。この記事では、各スコープの意味と、なぜ一部が組織管理者限定なのかを説明します。


まず押さえるべき考え方:スコープは「上限」です

これを取り違えると設定を間違えます。

つまり、アプリに read:reports を許可しても、レポートを見る権限のない一般社員がそのアプリを使ったとき、レポートは取得できません。スコープを許可することは、利用者に権限を与えることではありません。

逆に言えば、必要以上に広いスコープを許可しても「誰でも何でもできるようになる」わけではありません。それでも狭く保つべき理由は次の節にあります。

スコープ一覧

受講者向け(開発者ロールで許可できます)

スコープ意味典型的な用途
read:catalog コースを見る コース・学習パス・修了証の一覧表示
read:content レッスン内容を読む レッスン本文、教材、クイズの設問の取得
read:progress 自分の進捗を見る 本人の受講状況・アサイン・修了証の表示
write:progress 進捗を記録する 受講・完了の記録、クイズの提出

受講者向けモバイルアプリであれば、通常はこの 4 つだけで足ります。

管理者向け(組織管理者のみが許可できます)

スコープ意味典型的な用途
read:members メンバーを見る 組織のメンバー一覧の取得
write:members メンバーを変更する 人事システムとの社員データ同期
read:reports レポートを見る BI ツールへの学習状況の連携
webhooks:manage Webhook を管理する イベント通知の登録・削除

なぜ管理者向けスコープが分けられているのか

「スコープは上限であって権限付与ではない」なら、開発者が自由に選んでも問題ないように見えます。しかし 1 つだけ抜け道があります。

そのため、管理者向けスコープの付与は組織管理者に限定されています。組織管理者はもともとその権限を持っているため、この経路で新たに得られるものはありません。


実際の選び方

受講者向けモバイルアプリ
read:catalog
read:content
read:progress
write:progress
社内ポータルへの埋め込み表示
read:catalog
read:progress

表示だけなら書き込みは不要です。

人事システム連携(管理者が登録)
read:members
write:members

この用途は API キーのほうが適している場合があります。

迷ったら狭いほうを選んでください。 足りなければ後から追加できます。広すぎるスコープは、アプリに不具合や侵害があったときの被害範囲をそのまま広げます。

API キーの場合は事情が違います


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/developer
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Manabu2 ヘルプ,開発者,スコープ,権限設計,セキュリティ
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