テスト・クイズを作る – カリキュラム管理者 実務ガイド

Manabu2には 3 つの問題形式があります。どれも「受講者が分かったつもりで終わらないようにする」ための仕組みです。このガイドでは、カリキュラム管理者がそれぞれをどの画面から作るのかを、順番どおりに追っていきます。

まずは 3 つの問題形式を見分ける

作りはじめる前に、いま必要なのがどの形式かをはっきりさせておくと迷いません。置き場所と目的がそれぞれ違います。

レッスンクイズ
その場の理解を確かめる

各レッスンの末尾に出題される小さな確認問題です。受講者は何度でも再挑戦できるので、点数をつけるというより、学んだ直後に思い出してもらうための仕掛けです。

パステスト
パスの総まとめを問う

特定の学習パスに紐付く総合試験です。合格すると修了証の発行条件の一部を満たすため、ここは「学び終えた」と言えるかどうかの関門になります。

全社共通テスト
組織を横断して使う

パスに縛られない、組織横断で使えるテストです(内部的には All Tests と呼ばれます)。特定のパスに閉じない、汎用的な確認に向いています。


レッスンクイズを作る

クイズはレッスン単位で作成・編集します。教材とセットで管理されるので、レッスンの中身を直すついでに問題も見直せます。

  1. 左サイドバーの コース管理 → 対象コース → セクション → 対象レッスンへ進みます。
  2. レッスン詳細 / 編集画面の「クイズ」セクションで、白い 「クイズを編集」 ボタンをクリックします。
  3. クイズ編集画面で、クイズタイトル(任意)、合格基準スコア(%)、再挑戦の許可を設定します。
  4. 「問題を追加」 ボタンで問題エディタに進みます。
  5. 問題タイプ(単一選択 / 複数選択)、問題文、選択肢、正解、解説を入力します。
  6. 保存すると、レッスン画面にクイズが表示されます。受講者が回答を送信すると、その場で即時フィードバックが返ります。
レッスンクイズは受講者が何度でも再挑戦できる形式です。落とすための試験ではないので、1 問でも「ここだけは覚えて帰ってほしい」という点を突くと機能します。

パステストを作る

パステストは学習パス配下で管理します。テスト単体ではなく「どのパスの総まとめか」をセットで決めるのがポイントです。

  1. 左サイドバー テスト管理 をクリックします。URL は /ja-JP/{組織ID}/curriculum/tests です。
  2. 一覧画面で右上の 新規テスト作成 ボタンをクリックします。
  3. 以下を設定します。
    • テスト名(例:「AI リテラシー基礎:基本用語チェック」)
    • 対象パス(プルダウンから選択)
    • 合格基準スコア(例:70%)
    • 制限時間(分。0 なら無制限)
    • 再受験の許可
  4. 保存後、テスト詳細から 「問題管理」 に進み、問題を追加します。
  5. 各問題で問題タイプ・問題文・選択肢 A〜D・正解・解説を設定します。
  6. 保存すると、パスに紐付いた受講者の「テスト・クイズ」ページに出題されます。
パステストに合格すると、修了証の発行条件の一部を満たします。合格基準を決めるときは、この先の修了証運用まで意識しておくと後戻りが減ります。

全社共通テストを作る

パスを跨いで使える汎用テストは「AllTests」で管理します。同じ内容を複数のパスで使い回したいときに向いています。

  1. カリキュラム管理ポータル内の共通テスト管理(内部的には All Tests)から一覧へ進みます。
  2. 新規作成フォームで、テスト名・合格基準・出題数・制限時間を設定します。
  3. 「問題管理」画面で問題を追加します。パステストと同じ問題エディタを使います。
  4. 組織内のどのパスからでも参照できる独立したテストとして利用できます。

問題エディタの共通操作

レッスンクイズ・パステスト・全社共通テストのどれでも、問題そのものを書く画面は同じです。ここを押さえておけば、どの形式でも同じ手つきで作れます。

問題タイプと問題文
  • 問題タイプ:単一選択(ラジオ)または複数選択(チェックボックス)
  • 問題文は Markdown / プレーンテキストで書けます
選択肢と正解
  • 選択肢は A〜D(増減可)
  • 正解にチェックを入れます
解説

合格 / 不合格の結果画面で受講者に表示されます。任意ですが、なぜ間違えたのかがその場で分かるかどうかで学習効果が変わるため、記入をおすすめします。

並び順

問題の並び順はドラッグで変更できます。やさしい問題から並べるなど、受講者の手が止まりにくい順序に整えられます。


よく使う操作

  1. テスト一覧で対象テストのカードをクリックします。
  2. 「編集」ボタンで基本情報を、「問題管理」ボタンで問題の追加・削除を行います。

  1. 問題管理画面で 「問題を追加」 または各問題の × ボタンを使います。
  2. 追加直後は下書き状態です。保存してはじめて反映されます。
追加しただけで画面を離れると反映されません。編集を終えたら保存したか、ひと呼吸おいて確認してください。

  1. テストの「編集」画面で合格基準スコア(%)を更新します。
  2. 保存すると、次回以降の受験から反映されます。
過去の受験記録は変更されません。基準を上げても、すでに合格した人の記録がさかのぼって不合格になることはないので、安心して調整できます。

  1. 不要になったテストは、パス紐付けを外すか「非公開」に変更するのが安全です。
  2. 完全削除は学習履歴にも影響するため、十分に確認してから実行してください。
注意:削除は履歴ごと失われる操作です。「もう使わない」だけであれば、非公開にして残しておくほうが後から困りません。

設計の観点

問題設計(易しすぎない / 単なる記憶ではなく理解を問う / 復習として機能する)については クイズ・テスト設計の考え方 を参照してください。

AI に問題を自動生成させる場合の考え方は AI を使ったクイズ・パス自動生成 を参照してください。


困ったとき

症状 考えられる原因と対処
問題が保存できない 正解が未選択、または選択肢が 2 つ未満の可能性があります。最低 2 択で、1 つ以上を正解に指定してください。
テストが受講者に表示されない パスに紐付けが完了していないか、そのパスが受講者に割り当てられていません。
合格基準を厳しくしたら誰も合格しなくなった 問題の難易度と母数の再検討が必要です。スキル診断ページの「テスト平均点」と合わせて判断してください。
クイズに再挑戦できない クイズ編集で「再挑戦の許可」がオフになっています。オンに切り替えてください。
制限時間で自動提出されて困る テスト編集で制限時間を 0(無制限)または長めに設定できます。

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カテゴリ
/curriculum
タグ
カリキュラム,Curriculum,テスト,クイズ,パステスト,問題作成,Manabu2,操作ガイド
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