コンサルタント向けガイド — 複数クライアントの AI 活用を支援する

コンサルタントは、複数のクライアント組織を横断して学習状況と AI 活用の進捗を見て、改善を提案していく役割です。担当企業を管理し、プロジェクトを回し、インサイト分析で課題を見つけ、アクションにつなげる — Manabu2 のコンサルタント画面は、その一連の実務をひとつにまとめた場所です。このページは、その入り口となる目次です。

コンサルタントとは

コンサルタント は、複数のクライアント組織を横断して学習状況と AI 活用の進捗を把握し、AI が提示するアクションや改善提案をもとに支援を行うロールです。

人事やカリキュラム管理者が組織内部の運用を担当するのに対し、コンサルタントは組織外部の専門家として、他クライアントで得た知見を持ち寄り、客観的な視点で改善を推進します。

加えて、コンサルタントには投資対効果(ROI)の数字を作る責任もあります。クライアント組織のサブスクリプション費、平均時給、各プロジェクトのコンサル費・見込み時間・見込み成果を登録することで、経営陣が見る ROI カードが成立します。


操作ガイド(画面別)

コンサルタントが見る画面は 5 つです。それぞれの守備範囲と、対応する操作ガイドをまとめました。上から順に読む必要はありません。いま困っているところから開いてください。

ダッシュボード(/consultant)

ポートフォリオ全体を俯瞰し、今週どこから手をつけるかを決める画面です。

  • ポートフォリオ KPI:担当クライアント数、稼働中プロジェクト数、平均スキル成熟度、要注意クライアント数
  • 主要クライアント一覧:要注意クライアントが上位、各行に成熟度と進行中プロジェクト数、最新フェーズ
担当企業(/consultant/organizations)

クライアント組織そのものを管理する画面です。ROI 計算の前提値もここで登録します。

  • 新規組織の作成(承認待ち → 承認済みのフロー)
  • 組織カードごとに AI 活用指数 / スキル成熟度 / 進行中プロジェクト数
  • 組織編集:AI 用組織情報(企業概要・ビジョン・ミッション・バリュー)、ROI 計算用の月額サブスク費・平均時給
  • 組織メンバーの招待・削除
プロジェクト(/consultant/projects)

支援案件のフェーズと進捗を管理し、ROI の元になる数字を入力する画面です。

  • 進行中プロジェクト一覧(フェーズ、進捗、ラベル)
  • 新規作成・編集・フェーズ更新
  • ROI 入力フィールド:コンサル費用、メンバー 1 人あたり見込み時間、見込み成果金額。これらが経営陣の ROI カードに直結します。
インサイト分析(/consultant/insights)

クロスクライアントで課題を掘り下げ、提案内容を決める画面です。

  • 平均 AI 活用指数 / 平均スキル成熟度 / 稼働プロジェクト数
  • 学習シグナル レーダー(5 軸:アクティブ率 / AI 学習完了率 / パス進捗率 / テスト平均点 / 認定取得率)
  • ボトルネック分析(自動抽出:下位 2 指標 + 改善アドバイス)
  • クライアント別 AI スコア一覧(成熟度の低い順、要注意バッジ、推奨アクション)
アクション(/consultant/actions)

提案を「やること」に落とし込み、着手から完了まで追う画面です。

  • 種別:改善 / ミーティング / 次の一手 / リスク / 成果物
  • 優先度:高 / 中 / 低、ステータス:未着手 / 進行中 / 完了
  • 期限、削除、完了の管理

主要な計算式

ダッシュボードやインサイト分析に出てくる数字は、次のように計算されています。前提を知っておくと、クライアントへの説明がしやすくなります。

AI 活用指数(AiAdoptionIndex)

AI 活用指数 = アクティブ率(30日)× 0.5 + AI 学習完了率 × 0.5

  • アクティブ率:直近 30 日間にログイン・学習活動があったメンバーの割合
  • AI 学習完了率IsAi=true のコースを 1 つ以上完了したメンバーの割合

スキル成熟度(MaturityScore)

スキル成熟度 = (パス進捗率 + テスト平均点 + 認定取得率) / 3

要注意判定(IsAtRisk)

次のいずれかに該当すると、クライアントは「要注意」とマークされます。

  • スキル成熟度 < 40
  • 直近 14 日間に誰もアクティブでない

コンサルタントの週次運用サイクル

毎日すべてを見る必要はありません。次のリズムを目安にすると、担当先の状況を無理なく掴めます。

STEP 1

月曜:ダッシュボードで要注意クライアントを確認

要注意バッジのクライアントに対して今週のアクションを計画します。

STEP 2

インサイト分析で下位指標をチェック

どの指標が落ちているかで提案内容を決定します。

STEP 3

各クライアントに対してアクションを登録

優先度と期限を設定します。

STEP 4

週次ミーティング後にアクションのステータスを更新

進行中 → 完了の状態遷移を反映します。

STEP 5

プロジェクト進捗の更新

進捗率や ROI 見込みの変更があれば更新します。


ROI データ入力の責任範囲

経営陣の ROI ダッシュボードを正しく機能させるため、コンサルタントは以下の入力を行います。

組織単位(組織編集画面)
  • 月額サブスクリプション費
  • 平均時給(社員個別の時給が未設定の場合のフォールバック値)
プロジェクト単位(プロジェクト編集画面)
  • コンサル費用:このプロジェクトに対する総請求額
  • メンバー 1 人あたり見込み時間:人件費は 時間 × 人数 × 時給 で自動計算
  • 見込み成果金額:このプロジェクトから生まれる金銭的価値の見込み

他ロールとの連携

コンサルタントの提案は、クライアント側の各ロールの動きとかみ合ってはじめて成果になります。

クライアント側の人事

社員個別の時給を登録します。コンサルタントは外部視点で他クライアントの知見を提案します。

クライアント側の経営陣

ROI ダッシュボードはコンサルタントの入力精度に依存します。正確な数字で「どこに追加投資すべきか」を提案できる立場に。

カリキュラム管理者

学習指標が伸び悩むクライアントには、カリキュラム管理者と協業してコース内容の見直しを提案します。


こんなときは、このページ

やりたいこと 見るべき場所
どのクライアントから着手すべきか分からない ダッシュボードで要注意バッジが付いたクライアントが上位表示されます。
特定クライアントの課題が特定できない インサイト分析の「クライアント別 AI スコア」で対象行の「推奨アクション」を確認します。
AI 活用指数が低い理由を知りたい インサイト分析のレーダーで、5 指標のどれが低いか確認します。
経営陣から「ROI が出ていない」と言われた プロジェクト編集で見込み成果金額が入力されているか確認します。
アクションが溜まりすぎた アクション管理画面で「完了」したものをクリーンアップ、期限切れは削除か再計画します。

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Manabu2 ヘルプ,コンサルタント,クライアント管理,インサイト,ROI
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