「部署別ダッシュボード」は、組織のどの部署が引っ張っていて、どの部署が足踏みしているかを可視化する画面です。スキルギャップ分析が「何の指標が弱いか」を見せるのに対し、こちらは「どこが強くて、どこが弱いか」を見せます。打ち手を誰に届けるかを決めるための画面だと考えてください。
- 4 枚のサマリーカードで、部署分布の要所をつかむ
- 全社のベンチマークになる部署を特定する
- テコ入れが必要な部署を見つけ、優先順位をつける
- 2 つの棒グラフを見比べて、部署の状態を 4 パターンで判断する
部署別ダッシュボードを開く
左サイドバーの 部署別 AI活用状況 をクリックします。URL は /ja-JP/{組織ID}/executive/departments です。
ページ先頭に「部署ごとのAI活用状況、スキル成熟度、学習完了率を比較し、組織全体の強みとボトルネックを可視化します。」と表示されていれば、正しい画面です。
サマリーカード 4 枚
組織の部署分布の「要所」を 4 つのハイライトで見せます。細かいグラフを読む前に、ここで当たりをつけてください。
部署名 + AI 活用指数が表示されます。横展開のお手本を探すときの起点です。
部署名 + 成熟度スコアが表示されます。介入の候補として最初に検討する部署です。
部署名 + 完了率(%)が表示されます。
部署名 + メンバー数が表示されます。
その下の 3 つのセクション
棒グラフです。横軸:部署名、縦軸:AI 活用指数(0〜100)。青いバーで各部署を並べます。
同じく部署名を横軸に、緑のバーで成熟度スコア(0〜100)を並べます。
- 部署名と、該当する場合は 要注意 バッジ
- 完了率(%)を大きく表示
- プログレスバー(緑 ≥70%、青 ≥40%、黄 ≥20%、灰 <20%)
- 所属メンバー数
よく使う操作
- サマリーカード上段の「最も AI 活用が進んでいる部署」と「学習完了率が高い部署」を確認します。
- 同じ部署が両方に入っていれば、その部署が全社のベンチマーク候補です。
- 部署マネージャーにヒアリングし、成功要因を他部署へ展開できないか検討します。
- 「最もスキル不足の部署」「要注意人数が最多の部署」に注目します。
- 下部の「部署別 学習進捗(完了率)」で、要注意 バッジのついたカードを確認します。
- HR → 部署一覧でその部署の詳細を開き、メンバー単位のフォローアップに進みます。
- 「部署別 学習進捗」のカード色を上からざっと見ます。
- 灰色(<20%)> 黄色(20〜40%)> 青(40〜70%)> 緑(≥70%)の順で介入優先度が高いと考えます。
- 灰色・黄色のカードは、HR と連携してフォローアップ計画を作ります。
2 つの棒グラフを見比べる
「AI 活用指数」と「スキル成熟度」を縦に並べて見ると、部署の状態が次の 4 パターンに分かれます。同じ「低い」でも、打つ手はまったく違います。
| パターン | 読み方と次の一手 |
|---|---|
| 両方高い | AI 活用と学習の両輪が回っています。維持+横展開を検討。 |
| AI 活用が高く、成熟度が低い | 現場で AI を使っているが、体系立った学習は進んでいない状態です。学習時間確保が課題。 |
| AI 活用が低く、成熟度が高い | 学習は進んでいるが、業務適用に踏み出せていない状態です。プロジェクト化で実践機会を作る。 |
| 両方低い | 最優先で介入すべき部署です。トップが直接関与する価値あり。 |
困ったとき
| 症状 | 考えられる原因と対処 |
|---|---|
| サマリーカードがすべて「—」 | 部署が登録されていないか、メンバー 0 人の部署しかありません。HR → 部署一覧 → 部署詳細でメンバーを追加してください。 |
| 要注意バッジが出ない | 要注意判定の閾値を満たすメンバーがいません(良い状態)。または、部署にメンバー 0 人です。 |
| グラフが小さく見づらい | 部署数が多い場合、ブラウザのウィンドウ幅を広げるか、レポート出力で Excel / PDF を生成してそちらで閲覧してください。 |
| 「最も AI 活用が進んでいる部署」が意外な部署 | AI 活用指数は「アクティブ率 × 0.5 + AI 学習完了率 × 0.5」で算出されるため、小規模部署では少数の高活動メンバーで跳ね上がることがあります。メンバー数も併せて確認してください。 |
| 部署のメンバーを追加したのに反映されない | 集計は日次で更新される場合があります。翌日再確認してください。即座に反映されない場合は組織管理者へ。 |